だがための散歩や

ビビは姉貴のところで飼っていたミニチュアピンシャ、8歳のメスの犬である。人間の年齢にしてみれば還暦くらいだろうか。

我が家では何年も犬や猫やら、時にメダカや鳥なんかを飼ってきたが、その経験がこの犬にはいかされない。

何故そうなのかというと、今まで見たことがないタイプの犬だからだ。

ピンシャという犬種はとにかく気が強い、例えばおやつに骨でもやったとしよう、それを取ろうとすると牙をむいてくる。

この犬が特別こういった性格なのかと思ったが、どうやらピンシャ自体がそういう犬種だとも聞いた。

ビビは定期的にペットショップに爪を切りに行く、自分たちが切ろうとすると結構本気で威嚇してくるし、あぶないのだ。

ペットショップは家から歩いてすぐのところにある、こんなくそ田舎にぽつねんと建っているのは本当に助かる。

歩いてすぐの距離にあるのだ、だがこのビビは何故か歩こうとしない、いや、そもそも散歩に行こうとしない。

一時期姉の家に居候していた時に散歩をしたときは、少しながら家から出てくれていたのだが、あの時といまとの違いが正直わからない。

実家から散歩に行こうとすると、絶対に動かなくなるのだ。ちなみに母にだけは従うらしい、その条件が全くわからない。

そんな犬なので家からペットショップへと連れ歩こうとしても動いてくれない。家から出たら縫い付けられたかのように動かなくなる。

だから抱えて連れていくしかない

重さは正確に測ったことがないが、大体ミニチュアピンシャが5キロくらいらしい。

なんだ5キロかと思うかもしれないが、結構質量的にもでかいし、自分は運動不足だしで普通にきつい。

更にピンシャなので気性が荒く、結構暴れる。

5キロの暴れる犬を腕に抱きかかえて、10分くらいは歩かなければいけない。バランスを取りながら、不安にさせないように持ち。

……これはもはや俺の散歩では。

ちなみに犬の爪を素人が切るのは結構危ないし、犬自体も抵抗するのでプロに任せるのがいい。

そしてなじみのペットショップで500円で切ってもらった、ほんの数分だがそれでも500円出す価値があると思う。

そして帰り道、途中まで歩いてくれるので行きより楽かもしれないが

道路のど真ん中で急に動かなくなったりもする、普通に危なくて結局何度か抱きかかえなければいけなくもなる。

このことについて姉に言ったことがある

「それはビビがあんたに甘えとるったい」

本当にそうだったらかわいいものなのかもしれないが、正直バカにされているの間違いなのではと思っている。

姉がビビの爪を切りに行くときは自分が連れて行くように言われているが、正直だいぶ疲れるし、

なんでおれが抱きかかえてペットショップまで行かなきゃいけないんだという気持ちもおおいにある。

でも頼まれたら断る権利はない、世の中家族内でも弱肉強食ということだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました