しゃあない
パートのおばちゃんであるTさんがこの暑さと体調不良から入院し、休職する事となった。
自分が働いている場所は結構少数で回している店でもあるので、こういうことがあると途端にシフトがたちいかなくなる。
ただでさえ少なかった人数が一人、それも結構長年勤めていたTさんが抜けた代償はでかく、店長はシフトの変更を余儀なくされ、そしてそのお願いを私に伝えてきた。
私も私でそういった事情があるのならしょうがないと思いつつ、そのシフト調整に付き合うことに決めた。
そんなこともあって、8月のシフトが結構直前でも変わる可能性があると言われた。
そうなると、ふと頭に浮かんだのは大学の友人(薬剤師)8月にでも飲みに行こうやと言っていた彼。
まあ連絡がないから彼の方が忘れている可能性もあるが、果たしてこっちの事情でいきなり休みをぶっこもうとおもったら通してくれるのだろうかと。
普段希望で休みを取らず、全て店の人間にシフトを任せているので、こんな時の一回くらいは許してほしいなと思ってはいるが、果たしてそれがどうなるだろうかとは不安である。
そしてTさんが抜けた穴は一端のパートタイマーの想像以上にでかかったらしく、新しいバイトorパートの募集広告を出してもいた。
結構感じもいいしおちゃめな人だしで、Tさんが無事に戻ってきてこれるように祈ってる。
目途が立った
マイクを買おうと思っているが、そもそもなぜマイクが壊れたのかを考えたとき、私は一つの可能性に思い至った。
室温では?
パソコンがある部屋の室温はおそらくだが、外の気温と同等かもしれない。
カーテンの先は瓦とトタン板の屋根で、そこから照り返す光や熱がガンガン私の部屋を熱している。
更にパソコンがある、そして蝉の鳴き声を配信に入れないようにするために窓を閉めているときもある。
実際はもっと暑い可能性もあるが、とにもかくにもこれがマイクが壊れた一番の可能性はないのかと思い至った時、私は色々と物が買えなくなった。
だってほかのものも室温で壊れる可能性もあるなら、マイクのように結構繊細な道具は寿命が短いという事にもなる。
というかPCも危ないんじゃねえの
と思っていた。
「あ、そうそう、Eさんが明日用意してくれるってさ」
それは帰宅した私に母から伝えられたことで、本当に急な話だった。
Eさんというのは近所に住むおじさんのことで、こういった機械関係の事を良く頼み、その分もちろんこちらもいろいろとお返しをしている人でもある。
Eさんの性格や性質上大勢の人が私の家のようなお願いをしていたらしいが、その番がついに自分に来たというわけでもある。
クーラーが自分の部屋に来るという事である。
配信中に汗で崩れてくる髪を整える必要もないし、暑さにうだる必要もなくなるし、パソコンやその周囲のものが壊れる心配もなくなるし。
というか文化的最低限度の生活やっと始まるんだが
と思うと結構いまワクワクしている。
もちろんそのためのお金は自分が出すから、まあ結構な金額ではあるが、それでもこれはできる限り早く買わなければいけなかったものだった。
というか遅すぎたわけだし。
ひょっとしたら配信で良くイライラしてしまうのも暑さのせいもあるかもしれない。
少しはクリーンな配信にできるかもしれない。
ずっとハンディキャップもってランクに挑んでいたようなものでもある、やっと、本気が出せそうだなとニヤニヤしている。
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